2014年12月24日

「京街道  淀川の水運とともに  東海道五十六次「枚方宿」とくらわんか舟」2014年12月14日  AMネット 石中 英司

 京街道を歩きたい。きっとおもろいことがあると。そんな想いにかられ、街道歩きをライフワークにしている枚方在住の案内人(鷲沢さん)と参加者10名で「京街道・枚方宿」を街歩きしてきました。当日は第2日曜だったので、街道沿いに「五六市」(http://www.gorokuichi.net/)も開催されていました。

 午前は宿場町のはずれに追いやれたかつての遊郭跡の桜新地にある水面回廊(みなもかいろう)を訪ね、そのあと明治18年の大洪水後に造られた堤防の跡地を抜け、淀川の堤防と枚方船着場に向かいました。川沿いは風が強く、こんなに寒くてもかつて人々はこの舟運をどんな想いで利用していたのだろうかと川面を眺めていました。しかしあまりに寒いので、急いで鍵屋資料館に逃げ込んでしまいました。

   鍵屋資料館

 当時のくらわんか舟の様子を再現したビデオが上映されており、口の悪い商人がしたたかに生きていた様子が印象的で、やっぱり大阪やねと納得してしまいました。

 お昼は資料館2Fの大広間で郷土料理の「ごんぼ汁、くらわんか鮨」を頂きました。ここ鍵屋は平成9年(1997)まで料理旅館として営業しており、当時はここに家族で来ることがひとつのあこがれだったようです。

  本陣とコーヒー

 午後はすぐ隣の鍵屋別館を堪能し、五六市のお店が並ぶ街道を東へと進みました。本陣(参勤交代でお殿様が泊る宿)の跡地まで来ると、そこは公園になっており、中華まん、沖縄料理、コーヒーなどのお店が出ていました。

 寒かったので暖かいコーヒーをと思い、順番を並んでいるいと、お客さんごとにどんなコーヒーを飲みたいかいちいち注文を聞いて、それに合わせて8種類ぐらいの豆から適当に少しづつ選んで、その場で豆を挽いてコーヒーを立てていました。ちなみに「香りが高く、心に染みる」コーヒーを注文しました。

 暖かいコーヒーをゆっくりと味わいたかったのですが、3時から淀川資料館で職員の方の講演をお願いしていたので、早々に移動しました。資料館に着くと、「AMネット御一行様」というスクリーンを用意して私たちの到着を待っていてくださいました。到着すると、職員の福田さんからパワーポイントを使って淀川の環境、明治18年の大洪水とその後の治水、くわらんか舟の歴史などわかりやすく説明していただきました。

 京阪・枚方市駅で解散し、そのまま交流会会場の地元のカフェ「カジョ」へ移動しました。ここは案内人の鷲沢さんが常連の店で、店主さんは韓国女優の「チェ・ジュウ」が来日したときの通訳を務めるほど韓国語が堪能な方でした。しかも彼女は、AMネットで「カフェで読み解く社会のしくみ」・連続セミナーを開催した大阪市北区のカフェで働いていたとのことで、驚かされました。

   歩くことは繋がる

 今回の企画で枚方を好きになった方が多かったようです。五六市を最初に企画した地元の雑貨屋店主、こだわりのコーヒーを入れるマスター、枚方の歴史と水運を語ってくれた職員さん、枚方の女性たちを撮り続ける写真家、韓国語の堪能なカフェのオーナーといろんな方と繋がることができました。

 案内人の鷲沢さんそして参加者の皆様どうもありがとうございました。

 AMネットの「流域を歩く、京街道」の次の企画は十石船に乗って水運を巡り、日本酒の街「伏見」を歩く予定です。詳細はホームページ、ブログ、フェイスブックなどでお知らせします。

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posted by AMnet at 23:59 | TrackBack(0) | AMネット主催イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする