2015年01月13日

【2/7(土)開催!】〜AMネット学習会のお知らせ〜風雲急!〜「特区」を突破口にした規制改革の嵐〜@大阪


〜AMネット学習会のお知らせ〜
風雲急!〜「特区」を突破口にした規制改革の嵐〜

 アベノミクス成長戦略の柱と言われる「国家戦略特区」、そして今春にはその第2弾となる「地方創生特区」も新たに加えられる予定です。

 これらの特区では、雇用や医療、農業や教育などの分野で、様々な規制改革が行われます。

テレビ番組で「同一労働、同一賃金を目指すなら、正社員をなくすべき」とまで言い放った竹中平蔵氏が推進するこの特区では、いったい何が行われようとしているのでしょうか?

 今回は、新自由主義の問題などについて、ネットを中心に幅広く活動されている“にゃんとま〜”(高士太郎)さんをスピーカーに迎えて、これまでの特区の流れや実像、そして今後の展開などにについて話を聞き、特区についていっしょに考えて みたいと思います。

 マスコミの報道だけではよく分からない、特区についてもっとよく知りたいという方、是非ご参加下さい。


◆日 時 2015年2月7日(土) 14:00〜16:30
◆会 場 市民交流センターあさひ東201号(地下鉄今里線「清水駅」より徒歩5分/下図参照)
大阪市旭区清水5-6-32/電話:06-6955-3871
http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000064686.html

◆参加費 無料(カンパ制)
◆話し手 高士太郎(にゃんとま〜)さん/たねと食とひと@フォーラム運営委員

◆主催・お申込み NPO法人AMネット
〒532-0006 大阪市淀川区西三国2-12-43 自敬寺内
E-MAIL:amnetosaka@yahoo.co.jp
TEL:080-3773-2894
FB: https://www.facebook.com/amnetosaka
WEB:http://am-net.org/ BLOG:http://am-net.seesaa.net/

※参加申し込みは不要ですが、小さめの会場のため、おおまかな人数把握のため
amnetosaka@yahoo.co.jpまでメール連絡くださると助かります。
posted by AMnet at 22:54 | TrackBack(0) | AMネット主催イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月07日

日本政府は積極的にTiSA交渉に取り組むとの回答→徳永エリ議員質問主意書より「新サービス貿易協定(TiSA)交渉への日本国政府の参加に関する質問主意書」

2014年11月、徳永エリ議員がTiSA(新サービス貿易協定)の
日本政府の基本的な立場、交渉状況などに対する質問主意書を送り回答を得られていましたので、見やすいようブログに転載します。

私たちAMネットも賛同した、115か国以上の市民団体が懸念を表明しているTiSA交渉。
http://am-net.seesaa.net/article/396318108.html

会報LIMでも「公共サービスがあぶない」としてTiSAについて紹介しています。
http://am-net.org/action/kanwa/knw1405.html

【徳永議員による質問】
第187回国会(臨時会)質問主意書
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/187/syuh/s187073.htm
質問第七三号
新サービス貿易協定(TiSA)交渉への日本国政府の参加に関する質問主意書
右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。
平成二十六年十一月十三日   徳永 エリ   
       参議院議長 山崎 正昭 殿

新サービス貿易協定(TiSA)交渉への日本国政府の参加に関する質問主意書

 現在、スイスのジュネーブにおいて、サービス貿易の一層の自由化に向け新しい協定を策定するための交渉が、日本を含む世界貿易機関(WTO)に加盟する有志国・地域によって進められていると承知している。
 しかし、同交渉は公共サービスを自由化・民営化の対象とするものであり国民生活に及ぼす影響が懸念されるものでありながら、交渉の進展状況等に関する日本国政府を含む交渉参加各国・地域による情報開示は皆無に等しい状況である。

 右を踏まえ、以下質問する。

一 新サービス貿易協定(TiSA)交渉に臨む、日本国政府の基本方針を明らかにされたい。
二 現在の交渉の進展状況を明らかにされたい。
三 公共サービスを自由化・民営化の対象とすることに関し、日本国政府はどのような方針を持って交渉に臨んでいるのか明らかにされたい。

  右質問する。


【回答】
第187回国会(臨時会)答弁書答弁書第七三号
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/187/touh/t187073.htm
内閣参質一八七第七三号   平成二十六年十一月二十一日
内閣総理大臣 安倍 晋三   参議院議長 山崎 正昭 殿

参議院議員徳永エリ君提出新サービス貿易協定(TiSA)交渉への日本国政府の参加に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。

参議院議員徳永エリ君提出新サービス貿易協定(TiSA)交渉への日本国政府の参加に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 お尋ねのサービスの貿易に関する新しい協定(以下「TiSA」という。)に関する交渉については、世界貿易機関に加盟する有志の国及び地域が、世界貿易機関を設立するマラケシュ協定(平成六年条約第十五号)附属書一Bのサービスの貿易に関する一般協定を踏まえつつ、サービスの貿易の更なる自由化を進めることを目的として取り組んでいるものである。

自由貿易の推進は我が国の対外通商政策の柱であり、我が国が力強い経済成長を達成するためには、自由貿易体制を強化し、諸外国の活力を取り込むことが必要であることから、政府としては、こうしたTiSAに関する交渉については、我が国の国内事情を勘案しつつ、積極的に取り組んでいく考えである。

交渉の具体的な内容については、現在交渉中であることから、お答えすることは差し控えたい。
posted by AMnet at 16:23 | TrackBack(0) | TiSA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする