2015年07月17日

賛同しました→安全保障関連法案(安保法案)に反対する環境NGO共同声明

安全保障関連法案(安保法案)に反対する環境NGO共同声明に、AMネットとして賛同しました。


『安全保障関連法案(安保法案)に反対する環境NGO共同声明』
https://pro.form-mailer.jp/fms/5ca8639b81236

現在、国会で通称、「安保法案」(注1)が審議されています。
私たちは、環境保全や平和、人権問題に取り組んできたNGOとして、安保法案は、日本が戦争に加担することを可能にするものであることから、これに反対します。また、形式的な審議を繰り返したあげくの衆議院での強行採決に強く抗議します。

言うまでもなく戦争は最大の環境破壊であり、人権侵害です。歴史上、あらゆる戦争は、他国の脅威を必要以上に宣伝し、自国あるいは同盟国の利益を守ることを言い訳にして、引き起こされてきたのです。いまこそ私たちは、こうした歴史を真摯に振り返るべきでしょう。

ひとたび、この一連の法改正が行われば、戦後70年、日本が築いてきた平和国家としてのブランドが覆されるでしょう。自衛隊が戦争に加担し、人を殺し、殺される事態となるでしょう。海外では日本人が標的にされ、国内ではテロのリスクが高まることが予想されます。

審議の進め方についても、10もの法律を改正し、1つの新法をつくり、これをたった一回の国会で成立させてしまうという乱暴なものです。こんなお粗末な審議で、戦後70年の平和の礎を簡単にひっくり返してよいのでしょうか。

連日、国会周辺では、たくさんの人たちが安保法案に反対の声をあげています。現在の安保法案を「違憲」とする憲法学者は9割以上にも上っています(東京新聞、朝日新聞)。

共同通信による最新世論調査(6月20、21日)では、安保法案「違憲」が56.7%、「違憲でない」が29.2%。法案に「反対」する人は58.7%にも上っています。
政府与党は、この圧倒的な民意や憲法学者の意見を無視するべきではありません。

私たちが取り組んできている環境運動の目的は、自然環境と生物多様性、そして人々の生活環境を保全し、人権と平和を守り、安全で安心な生活ができる社会を築くことにあり、安保法案はその最大の脅威です。

私たちは、平和を真剣に希求するすべての人たちとともに、安保法案を廃案することを求めます。

(注1)武力攻撃事態法、周辺事態法、自衛隊法、国連PKO法など10の法律の改定と、国際平和支援法の新設。


本件に関する問い合わせ先:
 満田夏花(みつた・かんな) FoE Japan(エフオーイージャパン)
   kanna.mitsuta@nifty.com 携帯:090-6142-1807
 花輪伸一 ラムサール・ネットワーク日本
   Hanawashinichi2@mbn.nifty.com 携帯:090-2452-8555
本件に関する問い合わせ先:
 満田夏花(みつた・かんな) FoE Japan(エフオーイージャパン)


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2015年07月08日

【日程変更8/1開催】〜田んぼでいちにち過ごそう 第2巻 草取りの巻〜土とつながる。いのちをおもう。8月1日(土)

みなさま、こんにちは!いつもお世話になっております!
次回田んぼイベント、日程変更になりました。夏の1日、一緒に田んぼで過ごしませんか?ご参加お待ちしております!

〜田んぼでいちにち過ごそう 第2巻 草取りの巻〜
土とつながる。いのちをおもう。8月1日(土)


田植えから約2ヶ月。暑い日々がつづき、夏もまっさかり。

小さくてたよりない苗が、しっかり根を張り大きくなる姿は、頼もしいかぎり。

この時期の生命力バツグンの草とのお付き合い・・・

農薬を使わずにお米を作る人たちにとって、最大の難関であり挑戦です。

「雑草」と呼ぶなんてメッソウモナイしモッタイナイ。
実はほとんどが食べられたり、薬草だったりします。

「ザッソウ」なんて目のカタキにするのって、この社会の都合なんだよなぁ。

と思いつつ、それでもお米はたくさん実ったらウレシイ・・・

そんなジレンマの中、草を引く。でもやっぱり食べられる草はとっておいたり。

おとなが田んぼと草を見つめ、じっくり向き合うその横で、

稲と稲の間を縫うように、「ワニさん」およぎに夢中の小さな人たち。

草取り&田んぼに空気を入れる役割にもなるんです(たぶん)。

子どもたちは楽しいし、田んぼはよろこぶし、一石二鳥。

田打ちぐるまを押して引く作業は本当にシンドイ。

汗だくになって深い山々を見つめ、おいしいお米を想う1日を一緒に過ごしませんか。
シェイプアップ&デトックスというウレシイ副産物付きです。
日頃の毒をデトックスしたいオトナのみなさま、どろんこ大好きっこたち、あつまれ〜!


*日時:2015年8月1日(土f)

*主催: 耕し歌ふぁーむ https://www.facebook.com/tagayasiuta
共催:AMネット http://am-net.org/

*会場:京都市右京区京北下黒田町



*内容*

★京都、京北・黒田は京都市内から35kmほどの距離にある、桂川の源流域の自然豊かな山間地です。10年以上農薬不使用の田んぼで「草取り」を名目に、土・泥・草・虫たちとたわむれる一日を過ごします。

★生き物豊富な田んぼなので、手足を泥につけているだけでとても気持ちいいです。草取りで汗を流せばさらにデトックス。田んぼに日頃の毒を吸い取ってもらって、1日の終わりには身も心もすっきり!?

★「草取り」は、無農薬のお米作りの最大の難関。草との攻防を経験すると、「除草剤は仕方ないよなぁ」と思わせられるほどハードな作業です。少し前までは「農家のお嫁さん」のお仕事で、女性泣かせの辛い仕事でした。この作業を体験すると、今まで以上にお米がおいしく、ありがたく感じられるように!?

★ランチは、深い山々をバックに田んぼの畦でいただきます。京北の「里山暮らし」仲間のお山カフェさん特製の、季節のお野菜をふんだんに使った滋養たっぷりのお弁当です。田んぼの中だからこそ格別の味が楽しめます。

★お子さんと一緒のご参加大歓迎です!ばりばり草取りに夢中になるもよし。虫をひたすら追いかけるもよし。食べられる草取りに夢中になるもよし。ただ、お子さんのことを目にかけることのできる大人の方と一緒にご参加くださいね(ベビーシッター等は手配していません)。一緒にどろんこになって、田んぼ周りでたっぷり遊ぶ1日をお過ごしください。





*プログラム(予定)*

8月1日(土)

9:30 耕し歌ふぁーむ集合

10:00-15:00 田んぼで草取り&田んぼや畦であそぶ

(途中1時間ランチ休憩)

16:00 解散予定

*雨天の場合:小雨決行。荒天の場合は中止となります。



*交通手段*

・基本的に現地集合です。車でお越しの方には行き方の詳細を追ってご連絡します。

・JR西日本バス(高雄・京北線)のご利用も可能です。

往路:周山行き・・・JR京都駅7:50発、京北合同庁舎前下車9:09

復路:JR京都駅行き・・・周山16:40発、JR京都駅着18:06

http://www.nishinihonjrbus.co.jp/local_bus/kyoto/
*京北合同庁舎(ウッディ京北)から耕し歌ふぁーむへは車で20分程度です。

*ご予約時に交通手段の欄に「JR西日本バス利用」と明記ください。

人数によって車を手配いたします(相乗りをお願いすることもあります。実費をご請求します)。



*参加費*

おとな(中学生以上): 3,000円(耕し歌ふぁーむ定期便会員さんは2,000円)

(草取り体験料、地元野菜づくしランチおとなサイズ、お茶、おやつ、ボランティア保険代込)

こども(小学生以下): 1,500円

(草取り体験料、地元野菜づくしランチおとなサイズ、お茶、おやつ、ボランティア保険代込)

こども(小学生以下): 1,000円

(草取り体験料、地元野菜づくしランチこどもサイズ、お茶、おやつ、ボランティア保険代込)

乳児(食事・保険不要):  無料

*交通費は含まれていません。

*耕し歌ふぁーむ定期便会員さん割引はおとなのみです。



*お申し込み・質問・お問い合わせ先*

お申し込み期限:7月15日(水)まで

定員:10組まで(定員になり次第締め切ります。先着順ですのでご了承ください。)

お申し込みは、以下をコピーしてご記入の上、メール(tagayasiuta@gmail.com)にてお願いします。



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件名:「田んぼでいちにち過ごそう〜草取りの巻〜」参加希望

●代表の方の連絡先:(お名前:     )(TEL:      )(携帯:      )(メールアドレス:      )

●参加者 

参加人数:合計  名 

おとな(中学生以上) 名

こども(小学生以下) 名 (おとなランチ 名 こどもランチ 名)

乳児 名

●食事

食事制限(あり・なし) ありの場合具体的にご記入ください:(      )

●交通手段:自家用車・JR西日本バス利用

●参加者のお名前

*保険加入に必要です。全員分ご記入お願いします。(お子さんはご年齢を記載ください)

*0〜1歳のお子さんは保険に加入いただけませんので、お名前とご年齢だけで結構です。

 (お名前:      )(ご住所:             )(TEL;       )(男性・女性)

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ご参加お待ちしております!


耕し歌ふぁーむ 松平尚也 京都市右京区京北下黒田町 tagayasiuta@gmail.com

Facebook: https://www.facebook.com/tagayasiuta
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2015年07月01日

TPPの透明性を政府に求める要請紹介されました→【ジャパン・タイムス6/30】アメリカ議会による投票は7月にTPPの進展に希望を打ち込む(仮訳)

TPPの透明性を政府に求める要請について紹介されました。

【団体賛同依頼】「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する対政府要請への賛同の呼び掛け
http://tpp-dialogue.blogspot.jp/2015/06/blog-post.html

【ジャパン・タイムス6/30】Vote by U.S. Congress stokes hope for TPP progress in July
アメリカ議会による投票は7月にTPPの進展に希望を打ち込む(仮訳)

BY ERIC JOHNSTON
エリック・ジョンストン(ERIC JOHNSTON)

JUN 30, 2015
2015年6月30日

大阪 - アメリカ議会がバラク・オバマ大統領に対し公式に貿易促進権限を認めたことに伴い、日本のTPP支持者は、7月に交渉が妥結する頃には少なくとも農業と自動車部品に関する二国間交渉の大方の輪郭は解決されるだろうと期待している。

しかし、安倍晋三首相が率いる政府は、論争を呼んでいる安全保障法案を強行採決させようとしたことや、先週、政府の思い通りにならないメディアに業を煮やした安倍の同調者が発したコメントによる党内でのもめ事などにより、人々の支持を失いつつあり、どのような合意も多くの政治的ハードルにいまだに直面している。

交渉の詳細は秘密に残された状態である中、TPP交渉に関わる12カ国の首脳が最終的に何に合意し、人々の前に公表するのかは、誰も知らない。

「農場ロビーの中には交渉過程の秘密性に関する重大な懸念があります。農業に加え、日本の医療、保険、医薬品業界はTPP合意の衝撃に大変憂慮しています」と、北海道大学教授で地方政治と農業政策が専門の佐々田博教は言う。

さらに、TPP交渉には著作権問題も含まれる。マンガ出版社のような日本のエンターテインメント・出版業界はTPPによって大きな影響を受けることを理解している、と佐々田は指摘する。さらに、国際的な企業が好まない国内法に異議申し立てをする力を強化する投資家対国家間の紛争解決(ISD)条項もある。

「交渉の一部であると見られているISD条項に関する日本政府の立場は不透明であり、現時点では最終合意にこれが含まれるのかどうかは誰も分かりません」と佐々田は言う。

TPPに反対している大阪のNGO「AMネット」は長い間、交渉の秘密性について憂慮している。

先週、アメリカ議会が貿易促進権限(ファスト・トラックとしても知られている)をオバマに認める決定を下したことについて、AMネットは日本政府に対し、交渉過程の透明性をより高め、また、交渉文書を公にするよう求める声明文を発表した。

「政府は外交上の交渉のためには秘密を保持する必要があり、それぞれの国は自身の秘密を守る必要がある、と言っています。しかし、さらなる透明性が必要です」とAMネット代表(※)の武田かおりは言う(※ここでいう「代表」は、「AMネットを代表してコメントをした」という意)。

彼女の団体は安倍政権に対し、日本国中でTPPに関するタウンホール・ミーティングや対話を開き、交渉に関する報告を国会に行なう特別委員会を設置するよう求めている。

笹田と武田は、先週のスキャンダルがTPP交渉に影響を与えるかどうかについて意見を異にする。武田はこれを後退と捉えるのに対し、笹田は今年の早い段階でJA全中ロビーと安倍政権が合意に至るだろう、と述べている。

原文はこちらから
http://www.japantimes.co.jp/news/2015/06/30/business/vote-u-s-congress-gives-hope-july-progress-tpp/#.VZKk31Xtmko
posted by AMnet at 22:49 | TrackBack(0) | TPP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【拡散&団体賛同依頼】「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する対政府要請への賛同の呼び掛け

AMネットが事務局を務める「市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会」で、市民が是非を判断できるよう、中立な立場で、TPP交渉の透明性を政府に求める要請を行います。
ぜひ団体賛同ください!


【「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する対政府要請への賛同の呼び掛け 】

私たち「市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会」は、2012年、東京・大阪・名古屋で政府との対話集会を実現し、その後も署名活動など、政府に対し継続してTPP交渉の透明性確保を要請してきました。

いまTPP交渉が大詰めを迎える中、あらためて、賛成・反対の立場に拘ることなく、TPPの交渉と国内での審議・検討を透明性あるものとすることを、政府に訴えたいと思います。

多くの団体の皆様が、別紙の政府への要請文に共に賛同署名をして下さるよう呼び掛けるものです。

政府は、“外交交渉に秘密は必要”、“各国との保秘義務契約があるため明らかには出来ない”と繰り返し、これまで“意味のある”内容説明は一切行われず、「国民の意見を取り入れる」という言説も何処かに置き忘れられたかのようです。

政府は、他の11ヶ国に比べ丁寧な説明をしている、と強調しますが、いまだに「情報公開」を求める声が繰り返され、日本各地・各界に広がり続けていることは、TPPの異様な秘密性を表しているものと言わざるを得ません。

TPPの手本と言われるNAFTAにおいても今以上の透明性が確保されていましたし(※1)、環大西洋自由貿易投資協定におけるEUの透明性がTPPとは格段に違うものであることは明らかです(※2)。

TPPは国・自治体の法・制度は勿論、私たちの暮らし、地域、社会の有り方に大きく影響をすることが考えられます。それだけに、情報の公開を通じた意味ある市民参加、国会での充分な審議を欠かすことが出来ません。

正式合意をする以前に、「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する以下の要請を、多くの皆様と共に政府に届けたいと考える次第です。


2015年6月27日


<呼びかけ団体>

市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会 (http://tpp-dialogue.blogspot.jp/)
事務局:特定非営利活動法人 AMネット TEL:080-3773-2894 MAIL:amnetosaka@yahoo.co.jp


<賛同いただける団体は以下内容をメールにてお送りください>【7月31日〆切】
@団体名
A団体所在地(都道府県、全国または地方組織は全国、○○地方などと表記)
Bメールアドレス
をお書きいただき、amnetosaka【※】yahoo.co.jp まで、メールにてお知らせください。(【※】を@に変えてください)

<参考>
※1米国パブリック・シチズンによるTPA法案分析「2002年ファーストトラックが復活」
http://stoptppaction.blogspot.jp/2015/05/blog-post_26.html

※2 欧州委員会プレスリリース(英語)
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-2980_en.htm



【以下、対政府要請文】

内閣総理大臣 安倍 晋三 殿
TPP担当大臣 甘利 明 殿

「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する要請

TPPは21もの分野にまたがる広汎な経済連携協定で、交渉参加12カ国の市民はもとより社会や生態系、さらには交渉参加国以外に対しても大きな影響を及ぼすと考えられます。

しかし、交渉の過程における情報公開や市民参加は極めて不十分であり、有権者の代表である国会議員への情報公開すらほとんど行われないまま、交渉が進められてきています。
欧州委員会では、環大西洋自由貿易投資協定TTIP交渉をより透明性あるものにするため、テキスト案やポジション・ペーパー、解説、各交渉項目のポイントを簡潔にまとめたファクトシートを公開しており、保秘契約があるとされるTPP交渉の特異性が際立っています。


2015年6月2日には、国連人権理事会専門家グループも「全ての利害関係者に対する透明性と協議と参加を保障すべきであり、諸国議会や市民社会が協定を精査するのに十分な時間を確保し、民主的な方法で考慮できるように、テキスト草案が公にされるべき」との人権に対する影響を懸念する声明を出しています。


情報公開と市民参加は民主主義の基本であり、私たち、市民団体、協同組合、労働組合、農民団体、医療団体など諸団体は、TPPの是非を市民が判断するために、交渉過程を含め『知る権利、透明性』の確保を強く求めます。
そのためTPPについて情報公開の徹底、市民参加の政府説明会と対話、パブリックコメントの実施と同時に、国会においてはTPP交渉に関する詳細な審議並びに国会への定期報告を行うことなどを含め、下記事項を強く要請いたします。



1.TPPに関する徹底した情報公開
TPPの交渉内容が成文化され、参加各国の国会における承認手続きに入る前に交渉過程を含めた徹底した情報公開の実施を強く要請します。その場合、条文の開示はもちろん、分かり易い概要説明、市民の抱く懸念に対する充分な説明、新たな影響試算、わが国の法体系や規制・制度、地方自治体の政策などを含めた、日本社会・地域・市民への影響と、取るべき対策も明らかにするよう強く要請します。

2.TPPに関する誰でも参加できる政府説明会・対話の実施
安倍総理大臣はTPP交渉参加表明記者会見において「国民への情報提供はしっかり行ないたい」旨の発言をしています。この発言の趣旨が十分生かされるよう、市民各層に対する政府説明会・対話を全国各地で実施するよう、強く要請いたします。

3.TPPに関するパブリックコメントの実施について
日本社会や市民の将来に重大な禍根を及しかねないTPP交渉について、市民各層の意見を聴取し、交渉過程・国会での審議に適切に反映するために、パブリックコメントを実施するよう、強く要請いたします。

4.国会への情報公開、国会における特別委員会の設置、詳細審議について
有権者を代表する国会に対しても、TPPの交渉内容が成文化され、参加各国の国会における承認手続きに入る前に、情報公開を徹底し、国会においてTPP特別委員会を設置し、詳細に審議し、交渉の過程に反映するとともに、適時、国会への定期報告を政府の責任で行い、議論を尽くすための十分な時間を確保するよう、強く要請いたします。

5.保秘義務契約について
情報公開を求める都度日本政府は、“外交交渉における必要性”、“交渉参加11ヶ国との保秘契約“を理由に一切応じてきていません。しかし、TPP交渉が大詰めに近づくにつれ、この秘密性がもたらすTPP交渉の歪みが、各国で大きな政治的問題と化してきています。

情報公開を各国とも足並みを揃えて実施するためにも、日本政府が各国に対して保秘義務契約の廃止を働き掛けることを強く要請します。

2015年8月


【 賛同団体 】
posted by AMnet at 21:24 | TrackBack(0) | TPP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする