2015年08月20日

【関連講座案内】アドボカシー・スクール「あどぼの学校」新規開講!2015年度講座(9月〜16年2月/全10回/京都)受講者を募集

AMネット理事神田浩史が企画運営、講師陣に加わります!

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      アドボカシー・スクール「あどぼの学校」新規開講!
     2015年度講座(9月〜16年2月/全10回/京都)
             受講者を募集します!

            【9/20(日)締切】
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NGO・NPOの活動として近年注目の「アドボカシー」について学べる場を
関西のNGO・NPO有志で新たにつくりました。政策提言のスキルやノウハ
ウだけでなく、市民の側から「社会を動かす、変える」とはどういうことか、
必要な視点・発想・構想を、各分野でのアドボカシーのフロントランナー達の
貴重な経験をもとに学び合い、各分野の現場や担い手に「実装」していくこと
を目的としています。

それにより、日本の市民社会の成熟と、草の根からの民主主義の発展を目指そ
うというのが「あどぼの学校」の目指すところです。この大きなチャレンジに
ご一緒に取り組んでくださる受講者のみなさんを募集します。

【詳しくは→ http://adobono.strikingly.com/

【受講のお申し込みは→ https://goo.gl/QU3Wj8

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   受講して欲しい方々
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 ★アドボカシーに興味がある・活動したい方
 ★NGO・NPOや社会的企業でのキャリアを目指す方
 ★対話・参加型の政治・行政を目指す議員・公務員志望の方
 ★地域や社会の課題をどうにかしたいが、動き方が分からない方
 ★日々の暮らしの中で、社会を動かすためにできる何かを探している方

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     参 加 費
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 ★レギュラー受講者(全10回通し)=8000円
     ※合宿費用(交通費+宿泊費等/2回分)が別途必要となります。

 ★スポット受講者(1回ごとの参加)=一回1000円
     ※学生は一回800円の学割が適用されます。

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   受講のお申し込みは
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https://goo.gl/QU3Wj8
 (9/20(日)締め切り)

 ※レギュラー受講をご希望の方のみ、上記フォームからお申し込みください。
 ※スポット受講の方は、当日会場にお越しください。
 (会場はウェブでご確認ください→ http://adobono.strikingly.com/
 ※第2回・第9回の合宿と第10回はレギュラー受講者のみの参加となります。
 ※スポット受講からレギュラー受講への途中変更も可能です。ご相談ください。

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   講座概要(全10回)
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 ※会場は明記なき場合は京都市内(予定)
 ※詳しくは→ http://adobono.strikingly.com/

●第1回【導入】「アドボカシーことはじめ」
日時:9月27日(日)13:30〜16:30
講師:すぎ本育生さん(認定NPO法人環境市民代表理事)
   神田浩史さん(NPO法人泉京・垂井副代表理事)
   加藤良太さん(関西NGO協議会提言専門委員)

●第2回【シンポ+合宿】「アドボカシーの先覚者から学ぶ」
日時:10月11日(日)〜12日(月休)
講師:藤井絢子さん(菜の花プロジェクトネットワーク代表)
   早瀬 昇さん(日本NPOセンター代表理事)
   富野暉一郎さん(龍谷大学名誉教授)

●第3回【講座】「対話とプロセスで政策を動かす(1)」
日時:10月28日(水)18:30〜21:30
講師:川村暁雄さん(関西学院大学人間福祉学部教授)
   加藤良太さん(関西NGO協議会提言専門委員)

●第4回【講座】「対話とプロセスで政策を動かす(2)」
日時:11月9日(月)18:30〜21:30
講師:小吹岳志さん(フェアトレード・サマサマ
          &オイコクレジット・ジャパン事務局長)
   神田浩史さん(NPO法人泉京・垂井副代表理事)

●第5回【講座】「新たな社会モデルを提示する(1)」
日時:11月28日(土)13:30〜16:30
講師:井上保子さん(非営利型株式会社宝塚すみれ発電代表取締役)
   太田航平さん(地域環境デザイン研究所ecotone代表理事)

●第6回【講座】「新たな社会モデルを提示する(2)」
日時:12月9日(水)18:30〜21:30
講師:高津玉枝さん(株式会社福市代表)
   すぎ本育生さん(認定NPO法人環境市民代表理事)

●第7回【講座】「メディアや世論から社会を変える(1)」
日時:1月16日(土)13:30〜16:30
講師:日比野敏陽さん(京都新聞記者)

●第8回【講座】「メディアや世論から社会を変える(2)」
日時:1月27日(水)18:30〜21:30
講師:佐藤潤一さん(国際環境NGOグリーンピース・ジャパン事務局長)

●第9回【合宿】「地域の実践から学ぶ 〜垂井・西濃の地域と運動〜」
日時:2月13日(土)〜14日(日)
場所:岐阜県不破郡垂井町

●第10回【まとめ】「わたしたちから動き出すアドボカシー」
日時:2月27日(土)
講師:すぎ本育生さん(認定NPO法人環境市民代表理事)
   神田浩史さん(NPO法人泉京・垂井副代表理事)
   加藤良太さん(関西NGO協議会提言専門委員)

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      運 営
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【主 催】あどぼの学校運営委員会(※関西のNGO・NPO有志で構成)
     http://adobono.strikingly.com/
     http://www.facebook.com/advono
【共 催】認定NPO法人環境市民、関西NGO協議会、NPO法人泉京・垂井
【事務局】NPO法人泉京・垂井
 ※地球環境基金の助成により運営されています。

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    お問い合わせ先
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【NPO法人泉京・垂井(担当:田中)】
〒503−2124 岐阜県不破郡垂井町宮代1794−1
電 話:0584−23−3010 FAX:0584−84−8767
メール:info[a]sento-tarui.org(※[a]を@に変える)

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2015年08月11日

TPP交渉は続いています→締切延長!TPP交渉の透明性を求める団体賛同依頼

TPP漂流の可能性は高まりましたが、交渉が終わったわけではありません。

AMネットが事務局を務める「市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会」で、市民が是非を判断できるよう、中立な立場で、TPP交渉の透明性を政府に求める要請を行います。

営利・非営利、大小、任意団体など問いません。
さまざまな分野に影響するTPPの透明性を求めます。
ぜひ団体賛同ください!

TPP透明性を求める団体賛同依頼.jpg

【「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する対政府要請への賛同の呼び掛け 】

私たち「市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会」は、2012年、東京・大阪・名古屋で政府との対話集会を実現し、その後も署名活動など、政府に対し継続してTPP交渉の透明性確保を要請してきました。

いまTPP交渉が大詰めを迎える中、あらためて、賛成・反対の立場に拘ることなく、TPPの交渉と国内での審議・検討を透明性あるものとすることを、政府に訴えたいと思います。

多くの団体の皆様が、別紙の政府への要請文に共に賛同署名をして下さるよう呼び掛けるものです。

政府は、“外交交渉に秘密は必要”、“各国との保秘義務契約があるため明らかには出来ない”と繰り返し、これまで“意味のある”内容説明は一切行われず、「国民の意見を取り入れる」という言説も何処かに置き忘れられたかのようです。

政府は、他の11ヶ国に比べ丁寧な説明をしている、と強調しますが、いまだに「情報公開」を求める声が繰り返され、日本各地・各界に広がり続けていることは、TPPの異様な秘密性を表しているものと言わざるを得ません。

TPPの手本と言われるNAFTAにおいても今以上の透明性が確保されていましたし(※1)、環大西洋自由貿易投資協定におけるEUの透明性がTPPとは格段に違うものであることは明らかです(※2)。

TPPは国・自治体の法・制度は勿論、私たちの暮らし、地域、社会の有り方に大きく影響をすることが考えられます。それだけに、情報の公開を通じた意味ある市民参加、国会での充分な審議を欠かすことが出来ません。

正式合意をする以前に、「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する以下の要請を、多くの皆様と共に政府に届けたいと考える次第です。


2015年6月27日


<呼びかけ団体>

市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会 (http://tpp-dialogue.blogspot.jp/)
事務局:特定非営利活動法人 AMネット TEL:080-3773-2894 MAIL:amnetosaka@yahoo.co.jp


<賛同いただける団体は以下内容をメールにてお送りください>【7月31日〆切】
@団体名
A団体所在地(都道府県、全国または地方組織は全国、○○地方などと表記)
Bメールアドレス
をお書きいただき、amnetosaka【※】yahoo.co.jp まで、メールにてお知らせください。(【※】を@に変えてください)

<参考>
※1米国パブリック・シチズンによるTPA法案分析「2002年ファーストトラックが復活」
http://stoptppaction.blogspot.jp/2015/05/blog-post_26.html

※2 欧州委員会プレスリリース(英語)
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-2980_en.htm



【以下、対政府要請文】

内閣総理大臣 安倍 晋三 殿
TPP担当大臣 甘利 明 殿

「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する要請

TPPは21もの分野にまたがる広汎な経済連携協定で、交渉参加12カ国の市民はもとより社会や生態系、さらには交渉参加国以外に対しても大きな影響を及ぼすと考えられます。

しかし、交渉の過程における情報公開や市民参加は極めて不十分であり、有権者の代表である国会議員への情報公開すらほとんど行われないまま、交渉が進められてきています。
欧州委員会では、環大西洋自由貿易投資協定TTIP交渉をより透明性あるものにするため、テキスト案やポジション・ペーパー、解説、各交渉項目のポイントを簡潔にまとめたファクトシートを公開しており、保秘契約があるとされるTPP交渉の特異性が際立っています。


2015年6月2日には、国連人権理事会専門家グループも「全ての利害関係者に対する透明性と協議と参加を保障すべきであり、諸国議会や市民社会が協定を精査するのに十分な時間を確保し、民主的な方法で考慮できるように、テキスト草案が公にされるべき」との人権に対する影響を懸念する声明を出しています。


情報公開と市民参加は民主主義の基本であり、私たち、市民団体、協同組合、労働組合、農民団体、医療団体など諸団体は、TPPの是非を市民が判断するために、交渉過程を含め『知る権利、透明性』の確保を強く求めます。
そのためTPPについて情報公開の徹底、市民参加の政府説明会と対話、パブリックコメントの実施と同時に、国会においてはTPP交渉に関する詳細な審議並びに国会への定期報告を行うことなどを含め、下記事項を強く要請いたします。



1.TPPに関する徹底した情報公開
TPPの交渉内容が成文化され、参加各国の国会における承認手続きに入る前に交渉過程を含めた徹底した情報公開の実施を強く要請します。その場合、条文の開示はもちろん、分かり易い概要説明、市民の抱く懸念に対する充分な説明、新たな影響試算、わが国の法体系や規制・制度、地方自治体の政策などを含めた、日本社会・地域・市民への影響と、取るべき対策も明らかにするよう強く要請します。

2.TPPに関する誰でも参加できる政府説明会・対話の実施
安倍総理大臣はTPP交渉参加表明記者会見において「国民への情報提供はしっかり行ないたい」旨の発言をしています。この発言の趣旨が十分生かされるよう、市民各層に対する政府説明会・対話を全国各地で実施するよう、強く要請いたします。

3.TPPに関するパブリックコメントの実施について
日本社会や市民の将来に重大な禍根を及しかねないTPP交渉について、市民各層の意見を聴取し、交渉過程・国会での審議に適切に反映するために、パブリックコメントを実施するよう、強く要請いたします。

4.国会への情報公開、国会における特別委員会の設置、詳細審議について
有権者を代表する国会に対しても、TPPの交渉内容が成文化され、参加各国の国会における承認手続きに入る前に、情報公開を徹底し、国会においてTPP特別委員会を設置し、詳細に審議し、交渉の過程に反映するとともに、適時、国会への定期報告を政府の責任で行い、議論を尽くすための十分な時間を確保するよう、強く要請いたします。

5.保秘義務契約について
情報公開を求める都度日本政府は、“外交交渉における必要性”、“交渉参加11ヶ国との保秘契約“を理由に一切応じてきていません。しかし、TPP交渉が大詰めに近づくにつれ、この秘密性がもたらすTPP交渉の歪みが、各国で大きな政治的問題と化してきています。

情報公開を各国とも足並みを揃えて実施するためにも、日本政府が各国に対して保秘義務契約の廃止を働き掛けることを強く要請します。

2015年8月

【賛同団体】

posted by AMnet at 20:54 | TrackBack(0) | TPP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする