2011年02月02日

【報告】水からつながる日本とネパール(AMネット代表理事・松平尚也×PHD農業研修生ミンクマリ・タマンさん)


浄水場見学の後、午後7時から行われたオーガニックディナー・トークショー「水からつながる日本とネパール」にも参加しました。


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神戸・元町のモダナーク・ファームカフェで、
ネパールからPHD協会に農業研修に来られたミンクマリさんと、
京都で農業を営んでいるAMネットの松平さんによる「水」と「農」に関するお話を聞きました。


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↑ネパールの村や日本で学んでいることを話すミンクマリさん。



日本の1家庭で1日に使われる水は250リットルと聞いて、
日本は水がふんだんに使える数少ない国なんだなぁ・・ということを
改めて実感しました。
1回あたりのトイレ洗浄で消費される水は約8リットルなのですが、
これはミンクマリさんが往復2時間かけて水汲み場から運んでくる水の量と
同じくらいなのだそうです。


参加者から外国資本による森林買収について質問がありました。
松平さんによると、日本の森林は外国に比べて激安なのだそうです。


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↑会場の様子。



大都市を抱えながら夏でも水不足にならない淀川の水源は京都・滋賀の森林ですが、
過疎化で荒廃も進み、今後いずれ問題が生じそうです。

いま当たり前に使えている水が、
実は恵まれた森林資源と高度な浄水技術で実現された
稀有と言っても良い存在だと実感した1日でした。

料理の写真も撮ったのですが、ブログ容量が限界なので、
もうしばらくお待ちください。


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↑最後は皆でトーク。



<おまけ>

お昼ご飯は神戸のネパール料理を食べました。
ミンクマリさんとウルミラさんのツーショット!


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(AMネット事務局・弓中)
posted by AMnet at 00:19| AMネット主催イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする