2019年08月02日

【大阪IR基本構想へパブコメを送ろう!8/9〆切】夢洲に集客施設を作るのは、無理!夢洲万博は半年間で2,800万人の集客を想定…(USJ来場者は約年間1400万人)

【パブコメを送ろう!8/9〆切】

大阪IR基本構想(案)へのパブリックコメントが始まっています。


大阪IR基本構想(案)より抜粋


1章14P「IRの立地」

IR基本構想1章14PIRの立地.jpg

2章34P「安心して滞在できるまちの実現」

 IR基本構想2章34P安心まちづくり.jpg


に対する、パブコメとしてよろしければお使いください。


■パブコメ提出・構想案はこちらから
「大阪IR基本構想」(案)に対する府民意見等の募集について

http://www.pref.osaka.lg.jp/irs-kikaku/ir_pubcomme/index.html



■夢洲に集客施設を作るのは、無理!■

万博やIRカジノで、人を集めていいの?
万博会場は、夢洲と決まったわけではありません。


【夢洲】ってどんなところ?

@大阪市民があと10~20年、タダで捨てられる「ごみの最終処分地」です。


「グリーンテラス」予定地(画像左の緑ゾーン)
一般ごみの焼却灰が1000万dも埋め立てられており、ダイオキシン・PCBなどの有害物質のため、現在立ち入り禁止の区画です。

「IRカジノ・万博」予定地
浚渫土砂が埋立土砂の80%を占めます。この浚渫土砂は、100年近くにわたり、重化学工業の工場排水・廃液が沈殿している大阪湾の海底地層で、有害。非常に危険です。

夢洲機能配置イメージ.jpg



A夢洲は、埋立途中の水びたしの土地。


(2018年10月の夢洲航空図)

夢洲航空図.jpg

産業廃棄物や浚渫土砂の埋立は、建築物を建設するかどうかで埋め立てるのか変わってきます。

しかし夢洲は埋立も、周囲の護岸設計も、そもそも「建築物の建設を想定されていない」場所です。


夢洲は、埋め立て地だから「沈下」します。

建築物を予定した関空ですら想定以上に沈み、「洪積層の沈下」という従来の常識を覆す事実が起きています。


夢洲は、建築を想定せず埋立てた、埋立途中の水びたしの土地。

その下は、阪神淡路大震災で多くの家屋が倒壊した沖積粘土層の軟弱地盤。

その下にある洪積層も、関空では沈んでいるのです。


B災害時、夢洲は孤立します。

2018年の台風被害で関空は陸の孤島となりました。災害時に大人数を島外へ避難させるのが困難だと明らかです。

万博は、半年間で2,800万人の集客を想定しています(USJ来場者は年間1400万人)。


夢洲へのアクセスは、橋とトンネルの2つしかありません。


コンテナ船が来るたび、すでに大渋滞しています。災害でなくとも、万博で2800万人もの集客をさばく余裕はありません。





posted by AMnet at 21:09| 大阪問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする