2012年03月03日

AMネット・メールマガジン「水と人権ウォッチ」創刊!


AMネットの新しいメールマガジン【水と人権ウォッチ】を創刊しました。

「水と人権」に関する国内外ニュースや水ビジネス検証のための情報提供を行ないます。

登録はこちらでぜひどうぞ!



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■■■ AMネット メールマガジン「水と人権ウォッチ」創刊! ■■■

         2012年3月3日(第1号/創刊号)


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「グローバリゼーション・ウォッチ」では、
AMネット主催の学習会のお知らせや、
AMネット事務局員が講師を務める外部セミナーの案内、
気になるニュースなどをお伝えしています。

このたび、水問題に特化したメールマガジン「水と人権ウォッチ」を、
原則として月1回のペースで新たに発行することになりました。

「水と人権」に関する国内外のニュースや団体の活動紹介、
水ビジネスを検証するための情報提供を行ないます。

研究者や調査機関の発表する水資源や水道事業に関する論文やレポートも
随時ご紹介していきます。

まだまだ手探り状態ではありますが、
ご購読者の皆様のご意見を取り入れつつ、
より良いメールマガジンへと育てていきたいと考えています。

なお、今月号は創刊号ということもあり、
多少時間の経過した情報や終了したセミナー案内も含まれています。
あらかじめご了承ください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


 AMネット「水と人権ウォッチ」メールマガジン編集長
 堀内 葵(AMネット事務局員・理事)


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    ■■■ 今月号の目次 ■■■
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    <<  1. 水への人権ニュース
    <<  2. 水ビジネス・ニュース
    <<  3. 国・省庁・地方自治体の動き

    >>  【ひと休み】世界水フォーラムって?

    <<  4. 国際会議・セミナー
    <<  5. 研究論文・レポート
    <<  6. テレビ番組
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2011年05月26日

書籍紹介:『Reclaiming Public Water』水道事業の公公連携(公営企業同士の連携、助け合い)について

水道事業の公公連携(公営企業同士の連携、助け合い)が世界中で実践されています。オランダのNGO「Transnational Institute」が発行する「RECLAIMING PUBLIC WATER」という書籍に世界中の事例が紹介されています。

この日本語版が『世界の<水道民営化>の実態―新たな公共水道をめざして』(トランスナショナル研究所他(著),佐久間智子(訳)、作品社、2007年)です。

この度、TNIのサイトに新たな章が追加されました(フランス語、英語版、スペイン語版のみ)。
http://www.tni.org/sites/www.tni.org/files/download/Bensaid-EN_final.pdf

この書籍の特筆すべきことは、新たな章が追加されるたびにすぐにオンライン上にアップされることなのです。

以下に抄訳を載せておきます。 


「アフリカでの公共水道の強化:南南北でネットワーク型公公連携モデル:国営水道公社ONEP(モロッコ)とSNDE(モーリタニア)の事例から」

by Samir Bensaid(ONEPが設立したIEA<国際水と衛生研究所>最高経営責任者)

 南北および南南連携はともに強みと限界があるが、これらのネットワーク型モデルをリンクさせることは、専門知識と資金を動員し、成功するための効果的な方法である。
 ヨーロッパから6つとアフリカから2つの公共水道事業者と含むネットワーク型連携は、モーリタニアの水へのアクセスを改善するために開発された。この連携は、共有の公共サービスの原則という確固とした基盤上に成り立っている。この連携の重要な要因は、モロッコの国営水道会社であるONEPの貢献である。ここは、アフリカにおける最高のパフォーマンスを示している水道事業者のひとつである。

(翻訳:堀内 葵)
posted by AMnet at 23:16| 水の私営化問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月18日

最近の水ビジネスの動き - twitterまとめ


このブログの画面右側に「twitter」の窓があります。

最新の3〜4件だけしか表示されないので、過去のつぶやきがどんどん流れていってしまいます。

それではもったいないので、水ビジネスに関する最近のつぶやきをまとめました。

今後、定期的にこうしたまとめを投稿するかもしれません。

ご期待ください。

水ビジネスに関しては、9月23日(木・祝)のA SEED JAPAN水セミナーでもお話しします。
http://am-net.seesaa.net/article/162413754.html


aoiamnet / 堀内葵(AMネット事務局長)
環境白書より → 第3節 世界への貢献と水ビジネス 1 世界における水ビジネスの現状 http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/zu/h22/html/hj10010403.html #water #bludgold #env at 09/17 17:35


aoiamnet / 堀内葵(AMネット事務局長)
#yokohama #water 横浜市 水道局が百貨店と共同でエコカフェを開店 http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&serial=23794  at 09/17 17:38


aoiamnet / 堀内葵(AMネット事務局長)
受講料48,300円。いやはや・・・ → アジア新興国+アフリカ“水ビジネス”の最新動向とビジネスチャンス http://alturl.com/uv9dd #water #bluegold #Asia #Africa at 09/17 17:41


aoiamnet / 堀内葵(AMネット事務局長)
日本には独立した規制当局がないことが問題、と国連人権高等弁務官事務所調査官も言っていました→イギリス、水道事業規制機関「Ofwat」の業務についてレビュー実施へ http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=23786&oversea=1 at 09/17 17:45


aoiamnet / 堀内葵(AMネット事務局長)
川西市、大丈夫か? → 『川西市は水道事業を廃止し、民間事業者に水道事業権を売却、運営を任せる「コンセッション方式」での民営化を検討している』http://ameblo.jp/zaikai2008/entry-10641065703.html  #kawanishi #water at 09/17 17:51



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posted by AMnet at 12:06| 水の私営化問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

【報告】国連の水と衛生に関する独立専門家訪問


7月25日(日)、天神祭で賑わう大阪・扇町にて、国連の水と衛生に関する独立専門家と意見交換会を開催しました。


100725.png



AMネットはヒューライツ大阪大阪市水道労働組合と連携して対応しました。


独立専門家のカタリナさんの立場は、水と衛生を確保することは人権問題であり、政府はそれを果たす義務と責任があるということ、そして懸念の水道事業に関しては、人権が守られることが大前提であり、そのためには公営か私営かという議論には中立的である、とのことです。


日本政府が進める水ビジネス輸出や水道私営化の動きへの懸念と、市民の水道事業参加を保障すべきと伝えると、おおむね賛同してくれました。


今回の調査結果は報告書にまとめられ、9月の国連・人権委員会で報告されます。日本政府にも提言として提出されるので、市民社会の意見をぜひ聞きたいとのことでした。


一部報道では日本政府が招いたとなっていますが、独立専門家自ら日本訪問を決意したようです。というのも、日本は水と衛生分野において世界一の援助国であるにも関わらずもっとも非効率的な援助を行なっていることを調査したかったから、ということです。


7月28日に東京で行なわれる記者会見が楽しみです。


<追記:記者会見は7月28日午後3時より、東京の国連広報センター(国連大学本部ビル8階) にて行なわれます。>


堀内あおい

posted by AMnet at 17:40| 水の私営化問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月25日

【7/20-28】国連・水と衛生に関する独立専門家が来日中です


7月20日から国際連合の水と衛生に関する独立専門家が来日し、日本における水と衛生に関わる人権問題について調査を開始しています。

調査結果は国連の人権理事会で報告されます。

AMネットとしても、合流式下水道の問題や貧困層への水供給など、ヒューライツ大阪や大阪市水道労働組合と連携して独立専門家にお話する予定です。

以下、東京でも意見交換会が実施されますので、ご関心のある方はぜひご出席ください。

なお、現在、国連総会にてボリビア政府によって「水と衛生への人権」決議が提案されています。日本政府にこの決議に賛同するよう、以下のサイトからメールを送ることができます。

http://www.blueplanetproject.net/RightToWater/7days-action.html


堀内あおい


----------以下、翻訳文です------------


国連の水と衛生に関する独立専門家が日本政府の招待により7月20日から28日まで日本を訪れます。

今回のミッションは日本が水と衛生に関する権利をどのように実現しているかを調査することです。

国内においては、アクセスできるかどうか、許容可能かどうか、廉価であるかどうか、入手可能であるかどうか、そして安全であるかどうかなど、水と衛生に関わる権利のすべての側面に特別な注意を必要とします。

私たちが水は人権であると言うとき、それは飲み水や個人的な健康を含む個人・家庭内での水使用を意味します。人権としての衛生とは、個人的な衛生はもちろん、人間の健康や尊厳を保障するための汚染物の排出も含まれます。ある特定の集団(住居のない人々、少数者集団など)を差別せず、またそうした集団が水と衛生セクターに参加したり責任を持ったりするという点にも特別な注意を払う必要があります。

独立専門家は、水の保全、汚水処理、環境保護(特に、飲料水の水源に関して)などの実践とその持続可能性に大きな関心を示しています。独立専門家はこれらのトピックスに関して良い実践を集め、日本がこれらの分野で直面している主要な課題を理解したいと思っています。水と衛生分野の国際開発事業に関する意見交換は日本政府とも行なわれます。

独立専門家は日本でのミッションについて国連人権理事会で報告します。

このEメールで、独立専門家のミッションについてお知らせするための市民社会および研究者との会合へ招待いたします。

独立専門家は、水と衛生に関して活動している人々や人権に関する活動家、特定集団の人々について関心を寄せている人々など、多様なグループの人々と会見することを望んでいます。日本でのもっとも包括的な状況と、開発援助政策について理解するためです。

会合は、7月27日の午前9時から11時30分まで、青山学院大学15309教室で開催されます。
「Gaucher Memorial Hall」と呼ばれる15号館の3階です。会合には通訳が同席します。

私はすでに何人かとコンタクトをとっており、参加申込もいただいております(時間が11時30分までに変更になりました)。

もし、この会合に興味があり、参加したいと思うのでしたら、あなたの名前と団体名をお知らせください。大学に提出する参加者リストを作成します。また、関心のある人々へこのメッセージをぜひ共有してください。

では東京でお会いしましょう。

ルシンダ・オハンロン
Special Procedures Division / OHCHR
Palais Wilson, Office 3-080
tel: +41 22 917 9679
email: lohanlon@ohchr.org


---------以下、原文です-----------
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posted by AMnet at 01:11| 水の私営化問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

【報告】途上国に押し付けられた水の私営化と抵抗する民衆


7月16日(金)、滋賀県の草津市立まちづくりセンターで「途上国に押し付けられた水の私営化と抵抗する民衆」と題した講演を依頼されました。


20100716.jpg


< ↑ 緑のカーテンが素敵なまちづくりセンター >


主催はジュビリー滋賀。ジュビリーネットワークのひとつとして、滋賀県で活発に活動されています。ジュビリーとは、第三世界諸国の不当な債務(借金)の帳消しを求める運動で、日本各地にジュビリー団体があります(ジュビリー関西ジュビリー九州など)。


まず、参加者の方に「水問題と聞いて何を思い浮かべますか?」と尋ねたところ、

・ペットボトルの水を外国企業が高値で売っていること
・中国資本が日本の森や水源地を買収しようとしていること
・四国では水不足の話をよく聞くが、最近の豪雨のように水が多くあることで洪水などの被害も水問題なのでは

などの意見がでました。
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posted by AMnet at 13:35| 水の私営化問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月27日

水問題を扱う映像作品の紹介


(1)

今年2月に行なわれたRPWセミナーinブリュッセル時に収録されたのが以下の5本です。

ボリビアの水戦争から10年という節目に、世界各地で盛り上がりを見せる「公共の水を取り戻す」キャンペーンに関わったメンバーのインタビューとラウンドテーブルです。

Reclaiming public water 10 years after the 'Water War' (short version)
http://tni.org/multimedia/reclaiming-public-water-10-years-after-water-war-short-version

Failure of water privatisation in Tanzania
http://tni.org/multimedia/failure-water-privatisation-tanzania

The struggle for water in China
http://tni.org/multimedia/struggle-water-china

Alternatives to water privatisation in the Philippines
http://tni.org/multimedia/alternatives-water-privatisation-philippines

Water provision in Tamil Nadu
http://tni.org/multimedia/water-provision-tamil-nadu


(2)

インド・Tamil Naduでの会議およびフィールドトリップ(2008年9月)の映像です。
http://tni.org/multimedia/writing-water


(3)

ドキュメンタリー映画「FLOW: For the Love of Water」のトレーラーです。
http://www.flowthefilm.com/trailer


(4)

アメリカのNGO「Food and Water Watch」が作成した"The Story of Bottled Water" (2010)
http://www.youtube.com/watch?v=Se12y9hSOM0&feature=player_embedded

学生映像コンテストの最優秀作品
My Winning Video for Take Back the Tap!
http://www.youtube.com/watch?v=oVusJLaiWdo

posted by AMnet at 00:28| 水の私営化問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月21日

【5/7追記】「公共の水を取り戻すネットワーク」グローバル戦略セミナー報告

「公共の水を取り戻すネットワーク」グローバル戦略セミナー参加報告


堀内葵(AMネット事務局長)


2010年2月1日から3日にかけて、「公共の水を取り戻す(RPW)ネットワーク」が主催したグローバル戦略セミナーのために、80人近いコミュニティー活動家、公共水道事業者、労働組合員が30カ国からブリュッセル(ベルギー)に集まりました。日本からは全日本水道労働組合近畿東海地方本部書記長の辻谷貴文氏とAMネットの堀内が参加しました。


RPWネットワークは「水を公共の手に」を合言葉に2005年秋に創設されたネットワークです。今回のセミナーは、民主化や事業者同士および他セクターとの恊働(パブリック・パブリック・パートナーシップ、公公連携)によって公営水道の役割を強化するために必要な知識共有の場です。中でも、研究やキャンペーン、次の共同作業のステップの戦略について重点的に議論されました。すでに加速的に進んでいる水危機をさらに悪化させている気候変動の影響もテーマに含まれていました。





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posted by AMnet at 15:06| 水の私営化問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月06日

ビデオ:公共の水を取り戻すネットワーク グローバル戦略セミナー(英語) #bluegold #RPW


2010年2月1日〜3日、ブリュッセルにて開催された「公共の水を取り戻すネットワーク グローバル戦略セミナー」(Reclaiming Public Water Global Strategy Seminar)終了後のラウンドテーブルの様子がビデオになりました(英語)。





posted by AMnet at 00:00| 水の私営化問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月18日

『ブルーゴールド - 狙われた水の真実』監督インタビューその2  #bluegold


映画『ブルー・ゴールド-狙われた水の真実』公式サイト


東京(渋谷/有楽町/中野)で上映中の映画『ブルーゴールド - 狙われた水の真実』の監督インタビューがいくつかのウェブ媒体で読めます。


映画『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』のサム・ボッゾ監督インタビュー(上)
2010年01月16日08時25分
http://news.livedoor.com/article/detail/4552018/


映画『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』のサム・ボッゾ監督インタビュー(下)
2010年01月17日08時27分
http://news.livedoor.com/article/detail/4553073/


上記二つは、監督インタビューを共同で行なったライターの奥田みのりさんが執筆されています。ぜひ、お読みください。


そして、劇場に足を運んで、一人でも多くの方に伝えてください。


先日、地震が発生したハイチでも、水が届いていないとの報道があります。日本も阪神大震災や新潟地震で経験しましたが、水は絶対的に必要な生活インフラです。自治体をはじめとする公的機関は、緊急時に非営利ベースで復旧支援協力にあたることができます。しかし、この映画で描かれているように、水道が企業によって独占されてしまえばそうした動きは期待できず、多くの人が生命の危機にさらされます。


私たちがどのような社会を、どのような未来を望むのか、この映画を観て一緒に考えましょう。


堀内アオイ

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