2009年09月29日

【翻訳】水は人権であると定められるべきか?


インター・プレス・サービス・ニュース(IPS NEWS)で配信された記事の翻訳です。


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開発:水は人権であると定められるべきか?

サリフ・ディーン



国連、8月13日(IPS)- 増大する水の商品化と世界中に広がるボトル産業の影響力のため、生命にとって最も基本的で不可欠なもののひとつを法的に分類する必要性が増している。


「私たちは水への権利を制定する国際条約を絶対的に必要としている。それがひとたび制定されれば、何人たりとも支払い能力がないからといって水供給を拒否されることがなくなる」とモード・バーロウ氏は述べる。氏は、水問題に関する国連総会議長アドバイザーである。


「水が人権であるということは死守されねばならない」と彼女は言い、ジェノバで開催されている国連の人権委員会はそうした条約を結ぶ最も適切な場だと指摘する。


しかし、国連総会の192カ国によって批准されればさらに良い、とも付け加える。現在、総会は前ニカラグア外相のミゲル・デスコト・ブロックマン氏が議長を務めている。


「私たちは人権救済以上のものを国連には求めている」とバーロウ氏はIPSに述べる。「国連総会に向けた行動計画が必要だ。」


国連は8億8000万人近くの、多くは途上国に住む人が清潔な水への十分なアクセスを欠く、としている。2030年までに、40億人近くの人々が厳しい水ストレスにさらされる地域、特に南アジアと中国に居住することになるだろう、としている。


3月に発表された国連環境計画(UNEP)の調査によると、水供給・衛生・効果的な水利用のグローバル市場は2500億ドル(約23兆6000億円)を超え、2020年には6600億ドル(62兆3500円)に達する。


バーロウ氏によれば、自身が代表を務めるカナダ人評議会は水への権利を憲法に加えることを推進している国々と協力しているという。


4年前に実施されたウルグアイの国民投票では、水が人権であることと公共サービスは非営利ベースで供給されるべきである、という二つの条項が憲法に加えられることになった。


エコフンドというコロンビアの団体は、水への権利を求める国民投票のために200万の署名を集めた。
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posted by AMnet at 00:00| 水の私営化問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする