2009年10月02日

化粧品の動物実験に反対するデモに参加して来ました。


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先週の9月27日に、前々から興味のあった
化粧品の動物実験に反対するデモが、大阪ミナミで行われるという事で
個人的に参加してきました。


デモを見て、応援してくれたり拍手してくれるのは
外国人観光客の方々のみでした(^_^;)さすが慣れてらっしゃる。。
とはいえ実験されているウサギの写真は歩行者の注目を浴びていました。


化粧品というと男性は関係ないように思われますが、
実は普段使っているシャンプー、リンス、シェービングフォーム
ヘアワックスやハミガキなど、気が付けば色々あるんですよね。


EUでは2004年から化粧品の完成品について動物実験を禁止していましたが、
実は今年、2009年3月11日から、化粧品の原料についても動物実験を
禁止しました。また、EU域外で動物実験がされた化粧品および原料の
販売も禁止となりました
(ただし薬物動態、生殖発生毒性、反復投与毒性の3つの試験については例外とされ、2013年まで動物実験が猶予されています)


でも、本来なら1998年から禁止されるはずだったのが
何故延び延びになったのか。。
そうです、WTOなどが「世界の自由貿易のルールに違反する」
として延期を続けてきたのです!


ヨーロッパでも販売シェアの高い日本も勿論強い圧力をかけているでしょう。


実験動物は眼にシャンプーを流しこまれたり、
わざと傷を付けられた皮膚にクリームを塗られたり、
口紅を強制的に飲みこまされたり、数々の残酷な実験によって
苦しめられたのちに、殺されるという運命をたどっています。


ウサギの使用が多いのは、どんなに痛くても鳴かない、
涙が出にくい、という理由からだそうです。


片方の目に薬物を入れられ、72時間という間、徐々に目が潰れたり
腐っていく様子を観察されるウサギ、目をひっかかないように
首のみが出る箱に入れられ、中には苦痛のあまり暴れて首の骨を
折って死んでしまうウサギもいるそうです、その方が幸せな気がしたりして。。


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彼等に死ぬより辛い思いをさせてまで
私たちのシミやシワが1つ2つ増えるのを防ぐ必要があるのでしょうか?
ハミガキに美白効果がなくても、スッキリ感が少なくもいいのではないでしょうか?


NGOには色んな種類があり、これらの話はAMネットとは
あまり関係ないかなと思っていましたが、
WTOが関わっているとなればと投稿してみました。


薬品には動物実験は仕方ないところがあるかと思っていても
現実を知ると常軌を逸した残酷な扱いに、
研究者の神経を疑いたくなるようなものがたくさんあります。
ペットショップで売れ残ったあの子犬や子猫たちも
大学に売られていく事があるようです(T.T)


軍事産業はもちろん、
身近なサプリメントもしかり…です。


動物実験をしなくても、より優れた代替法がいくつも開発されています。


もう少し詳しくしりたい方は
JAVAのHP
http://www.java-animal.org/

代替法については
http://www.arcj.info/jfma/
などを参考になさって下さい。


最後に、
日本でも動物実験していない化粧品はたくさんあります。
(エイボン・オーブリー・ボディショップ・シャボン玉石鹸・
DHC・ナチュラルハウス・松山油脂など)

※上記でもオーラルケアやデオドラントは不明もあり
JAVAのコスメティックガイドに詳しく載っています。


日本の大きな化粧品ブランド、洗剤メーカー等はほぼやっています。


自分のは…と思ったら問い合わせてみましょう、
誠意ある回答が貰えるかどうかで判断できそうですね。


(嶋道まどか)




posted by AMnet at 22:29| スタッフのつぶやき(嶋道) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする